第41話 給料22万円。借金295万円の毎月の支払い

借りられるところを探して、

申し込んで、

借りた金でまた支払う。

それを繰り返していた。

でも、

さすがにもう限界だった。

このころの毎月の支払いを、

記憶をもとに整理してみる。


当時の手取りは、

だいたい22万円くらいだった。

そして、

消費者金融やカードの残高は、

ほぼすべて限度額いっぱい。

おおよそ、こんな状態だった。

カレッヂ 20万円
モビット 30万円
アコム 50万円
エポス 30万円
リクルート 20万円
セゾン 20万円
Yahoo! JAPANカード 20万円
セディナ 20万円
楽天カード 30万円
バンクイック 50万円
アイフル 5万円

合計すると、

約295万円。

これは、

消費者金融やカードなど、

通常の借入だけの金額だ。


当時の記憶では、

最低返済額は多くが、

残高10万円につき5,000円ほどだった。

それをもとに、

毎月の返済を概算すると、

カレッヂ 約10,000円
モビット 約15,000円
アコム 約25,000円
エポス 約15,000円
リクルート 約10,000円
セゾン 約10,000円
Yahoo! JAPANカード 約10,000円
セディナ 約10,000円
楽天カード 約15,000円
バンクイック 約25,000円
アイフル 約5,000円

合計、約15万円。

毎月、

最低額を払うだけで15万円だった。


手取り22万円。

そこから、

借金の返済で15万円。

残るのは、

7万円。

もちろん、

7万円を自由に使えるわけではない。

家賃は、

兄と折半して3万円。

携帯代は、

基本料金などが8,000円ほど。

さらに、

携帯料金とまとめて支払える枠も、

毎月ほぼ1万円使っていた。

合わせて、

約1万8,000円。

光熱費は、

だいたい1万5,000円。


ここまで払うと、

残るのは、

約7,000円。

まだ、

食費を入れていない。

交通費は会社から出ていたが、

日用品だって必要になる。

突然の出費もある。

そして私は、

ギャンブルもしていた。


もし、

給料日に22万円振り込まれて、

最低限の支払いをしただけで、

食費を払う前に7,000円しか残らなかったら。

その1か月を、

どうやって過ごすだろう。

当時の私は、

その答えをずっと、

「またどこかから金を作る」

にしていた。


大きな馬券が当たったこともあった。

祖父からまとまった金をもらったこともあった。

携帯を売った。

後払いも使った。

新しく借りられるところを探し続けた。

そのたびに、

何とか次の給料日までつないだ。

だから、

ここまで来ても生活できているような気になっていた。

でも、

こうして数字だけ並べると、

最初から生活は成り立っていなかった。

毎月何か特別なことが起きなければ、

普通に暮らすことすらできない。

そんな状態だった。


もう、

新しい借入先を一つ増やしたところで、

どうにもならない。

考えなければいけなかったのは、

「どこから借りるか」ではなく、

「毎月の返済をどうするか」

だった。

ここでようやく、

私は任意整理を考え始めた。

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