このブログでは、ギャンブルと借金で生活を崩していった過程を、時系列に沿って書いています。
まずは第1話から順番に読んでもらうと、流れが分かりやすいと思います。
第1話
子どものころから、ゲーセンの競馬ゲームや家族のパチンコなど、ギャンブルは身近な存在でした。
まだ借金はありません。
でも、後から振り返ると、このころからすでに土台はできていたのかもしれません。
第2話
学生時代、恋人との大切な予定よりもゲーセンを優先したことがありました。
当時はただの遊びだと思っていましたが、すでに日常の優先順位は少しずつおかしくなっていました。
第3話
18歳になり、兄に誘われて初めてパチンコホールへ。
最初は5スロでした。
それから2週間もしないうちに、一人でも通うようになります。
第4話
5スロで負けた日に、残ったお金で初めて20スロを打ちました。
負けを取り返すためにレートを上げる。
その間違った行動が、最初の一回だけうまくいってしまいます。
第5話
アルバイトでかなり働いているのに、給料日から2週間ほどで金がなくなる。
それでも「ギャンブルをやめる」ではなく、「どうやって金を作るか」を考えるようになっていきました。
そして次に、初めて金融会社からお金を借りることになります。
第6話
金がなくなっても、スロットをやめるという発想にはならなかった。
スマホで「金を作る方法」を探し、初めて学生向けローンに申し込む。数万円だった借金は、ここから少しずつ日常の一部になっていきます。
第7話
返済を続けるうちに借りられる額が増え、それを「使える金が増えた」と感じるようになった。限度額10万円を使い切っても、問題だと思ったのは借金の額ではなく「もう借りられない」ことだった。
第8話
毎月5000円ほど返済しても、空いた3000円の枠をすぐに借りる。
返済しているから大丈夫だと思いながら、借金はほとんど減らない。限度額を使い切った私は、次に「ほかで借りられないか」を考え始めます。
第9話
夜10時にバイトが終わっても、閉店までのわずかな時間を目当てにパチンコ屋へ向かう。
給料日も返済よりギャンブルが先。19歳のころには、それが日常になっていました。
第10話
バイトにはたくさん入っている。それなのに、遊びに誘われても「金がない」とは言えませんでした。
友人から借り、兄には逆に貸す。金が尽きてもなんとかなってしまう感覚を覚えたまま、20歳を迎えます。
第11話
20歳になって、一人で初めて地方競馬場へ。
自分の意思だけで馬券を買えるようになり、パチスロ中心だったギャンブル生活は、次第に地方競馬へ傾いていきます。
番外編1
毎日のように通っていたのに、スロットの写真はこれしか残っていなかった
2013〜2014年の写真フォルダを見返すと、残っていたのは勝った日や珍しい演出の写真ばかり。
毎日のように通っていたのに写真が少ないこと自体が、当時どれだけ負けていたかを物語っていました。
第12話
20歳になり、19歳のころは申し込めなかった大手の消費者金融を利用しました。借金が増えたのに、当時は「助かった」と感じていました。
第13話
モビットの枠も減り、次に向かったのは駅前の無人契約機。
借金総額よりも「今月いくら返すか」「あといくら借りられるか」を気にしながら、借入先は少しずつ増えていきました。
第14話
大学4年生の春、アコムの限度額が30万円から50万円へ。
借金が増えたと怖がるどころか、「種銭さえあれば、今度こそギャンブルで勝てる」と本気で考えていました。
第15話
「種銭さえあれば勝てる」と思ったものの、負ければ熱くなり、決めたレートは簡単に崩れる。
借入枠が約80万円まで増えても金は足りず、次に手をつけるのは大学へ支払うための学費でした。
第16話
毎月入ってくる奨学金を、学費として自分名義の口座に残していました。
「少しだけなら戻せる」と手をつけたことから、支払期限直前には自力で戻せない状態になっていきます。
第17話
支払期限直前、祖父に学費の使い込みを告白。
約80万円を用意してもらい学費は払えましたが、その場で聞かれた「ほかに借金はないのか」に、消費者金融の借金だけは言い出せませんでした。
第18話
学費の使い込みを反省した私が考えたのは、ギャンブルをやめることではありませんでした。
競馬は映像チェックとレート管理、パチスロは期待値稼働。今度こそ真面目にやれば勝てると思いましたが、そのルールは一週間ほどで崩れていきます。
第19話
借金70〜80万円を抱えたまま、パチンコ関連の会社へ就職。
自由時間は減っても、仕事の休憩中には地方競馬、仕事後にはパチンコやスロット。さらに正社員になったことで、借金できる環境まで変わっていきます。
第20話
消費者金融からはもう借りられないと思っていた社会人1年目。
駅前で見かけたクレジットカードに申し込み、初めて20万円ほどのショッピング枠を手にします。私が考えたのは、「またギャンブルができる」でした。
第21話
最初のクレジットカードの枠を使い切ると、また次のカードを探しました。
何枚作れるか試していたわけではありません。毎回、本気で「これで最後にしないと」と思っていました。
第22話
クレジットカードの枠を使うことにも、リボ払いにも抵抗はありました。
それでも支払日が来れば、今月を乗り切るために先送りする。まだ給料で払えていたことが、「大丈夫」と思える理由になっていました。
第23話
1社、また1社とクレジットカードを増やしていきました。
いつの間にか契約先の順番すら曖昧になり、そしてとうとう、新しいカードの審査にも通らなくなります。
第24話
クレジットカードの審査にも通らなくなったころ、普段使っていた銀行のアプリにカードローンの案内が表示されました。
駄目だと思いながら申し込んだ結果、提示された枠は50万円。今振り返ると、この金額をどう使うかが大きな分岐点だったように思います。
第25話
バンクイックで得た50万円の枠も、結局はギャンブルや生活費に使っていきました。
残りが少なくなると賭け金は下がる。それでも、やめるという選択肢はありませんでした。
第26話
消費者金融もクレジットカードも限界に近づき、次に手を出したのが携帯端末でした。
分割払いで契約した端末を売り、まとまった現金を作る。借金ではないように見えて、実際にはまた将来の支払いを増やしていました。
第27話
携帯端末を契約して売ることを繰り返し、気づけば10台を超えていました。
それでも当時は、「半年に一度のボーナスが入れば何とかなる」と本気で思っていました。
第28話
最初は、自宅の不用品を売って現金を作っていました。
でも売る物がなくなると、今度は後払いで商品を買い、それを売って現金にするようになります。
第29話
後払いで商品を買い、売って現金を作ることを繰り返しました。
確認できるだけで16社。支払いはほとんど手つかずのまま、家には請求の手紙が増えていきます。
第30話
携帯や後払いで現金を作った次に目をつけたのは、モバイルWi-Fiのキャッシュバックでした。
今すぐ使う金ではなく、「どうせまた困るから」と、未来の現金を先に仕込むようになっていました。
第31話
大学卒業前、友人から約20万円を借りて旅行へ行きました。
就職後は少しずつ返していましたが、やがて返済が止まり、催促を無視するようになります。その結果、共通の友人や遊び場まで失っていきました。
第32話
友人への返済を滞らせ、催促も無視していた年末。
「祖母に返してもらいました」と突然LINEが届きました。祖父母からの電話にも出られず、私は自宅に帰れなくなります。
第33話
祖母に友人への借金を返してもらったあと、祖父母からの連絡にも出られず、自宅にも帰れなくなりました。
年末年始は会社の施設で過ごし、仕事が始まってようやく家へ戻ります。
第34話
2018年6月4日、大井競馬で1,400円の三連単が的中し、払戻金は700,660円。
「これで借金を返せる」と思いましたが、計算すると全然足りませんでした。そして翌朝には、もう次の馬券を買っていました。
第35話
700,000円を当てた翌日、25,000円を複勝に入れていた
70万円を当てた翌日には、複勝に25,000円。その後も3〜4万円ほどの馬券を普通に買っていました。
金額の桁が変わっても、やっていることは普段と何も変わりませんでした。
第36話
一度手にした700,000円は、いつの間にか自分の中の基準になっていました。減っていくほど「戻さないと」と思い、気づけば私はまた、明日の金を心配する場所まで戻っていました。
第37話
祖母が亡くなったあと、祖父から兄と私にまとまったお金を渡すと言われました。
それを聞いた私は、悲しみとは別のことを考えていました。
第38話
祖父からもらった約80万円。今度こそ借金を減らすつもりでしたが、実際に返済へ回したのはわずかでした。まとまった金がなくなったあと、ようやく私は毎月の支払いそのものが限界だと気づきます。
第39話
もう新しく借りるのは難しいと思っていたころ、ダメ元で申し込んだ消費者金融の審査に通りました。ところが提示された金額を見た私は、喜ぶより先に「少なっ」と思っていました。
第40話
「審査には来店が必要です」と言われ、借りられるかもしれないと期待して店へ向かいました。結果は否決。それだけでは終わらず、私はその場で強い口調の説教を受けることになります。
第41話
当時の手取りは約22万円。借金の最低返済額だけで毎月約15万円ありました。家賃や携帯代、光熱費まで払うと、食費を入れる前に残る金はほとんどありませんでした。
第42話
毎月の返済が限界になり、以前から知っていた任意整理を本格的に調べ始めました。無料相談を3社ほどに送り、返ってきた月々の返済額は、想像していたより高いものでした。
第43話
任意整理をすることに決め、3社ほどに無料相談しました。最初に提示された返済額は月10万円以上。最後に月5万4,000円という提案が届き、ようやく生活を立て直せる金額に見えました。
この先も、借金が増えていった経緯、任意整理、その後の再発、仕事や生活への影響などを順番に書いていく予定です。